
こんにちは。精米機・工場設備のメンテナンスを行っている株式会社FORT(フォート)です。
近年ますます厳しくなる日本の夏。
2025年の夏も「異常な暑さ」が予想されており、現場では例年以上の注意が必要です。
特に精米工場は、高温・多湿・密閉空間・粉塵という条件が重なりやすく、
機械トラブルや品質劣化、作業環境の悪化が起こりやすくなります。
そこで今回は、異常な暑さの中で精米工場が気を付けるべき3つのポイントをお届けします。
① 精米品質の劣化を防ぐ「温度・湿度管理」
暑さの影響:
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白度のバラつき(精米ムラ)
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糠の湿りによる詰まり
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カビ臭・におい移り
対策:
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精米機まわりの吸排気フィルター・ファンの点検
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湿気がこもらないよう、作業場の風通しや除湿器の活用
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玄米・白米の保管場所に温湿度計を設置
※米は「呼吸」しているため、高温多湿で劣化スピードが急増します。
可能であれば、精米後の即出荷・冷蔵保管を意識しましょう。
② 機械トラブルを防ぐ「熱対策とメンテナンス」
暑さの影響:
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モーターの過熱・焼き付き
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ベルトの伸びや滑り
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グリス切れによる軸の異音・破損
対策:
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稼働中の異音・振動・においを日々チェック
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モーターまわりに埃がたまっていれば早急に除去
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6〜7月中の定期点検がベスト(繁忙期前)
突然の停止で営業が止まる前に、「予防点検」がコストを抑えます!
③ スタッフの熱中症&事故防止も忘れずに!
暑さの影響:
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長時間の粉塵作業で脱水症状
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蒸し暑い倉庫内での集中力低下
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手元の滑り・事故リスクの増加
対策:
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作業時間を分散し、こまめな休憩を
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空調のない場所では、ファン付き作業服や送風機を導入
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塩飴・冷感タオルなどの備えもおすすめ
📣「うちは大丈夫」が一番キケンです
暑さによる機械や米のトラブルは、「まだ大丈夫だろう」と思っていた人ほど被害が大きいのが現実。
実際にFORTには、8〜9月にトラブルが急増します。
→ だからこそ、今(6〜7月)こそ対策のタイミングです!
🔧 点検・清掃・熱対策のご相談はFORTへ
FORTでは、猛暑を見越した**“夏用点検メニュー”**をご用意しています。
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モーター・排気ファンのチェック
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糠処理部の高温対策
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ベルト・駆動部の緩み確認
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熱による故障傾向の事前診断
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