大切なお米を守るためにできること
日本人の主食である「お米」。その品質を保ち、安全に提供するためには、米屋における害虫対策が欠かせません。この記事では、米屋で特に注意すべき害虫と、その具体的な対策方法を解説します。
1. 米屋に出やすい主な害虫
米屋に発生しやすい害虫には、以下のような種類があります。
🐛 ノシメマダラメイガ
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お米の中に卵を産み付け、幼虫が米粒を食害します。
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成虫は飛び回るため、他の場所への被害拡大の原因にもなります。
🐞 コクヌストモドキ(穀象虫)
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米の中に潜み、外見上の変化が少ないため発見が遅れがち。
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強い繁殖力を持ち、短期間で大量発生することもあります。
🦟 チャタテムシ
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湿気の多い場所を好み、古米や湿った米袋に寄生します。
2. 害虫を防ぐための基本対策
①温度と湿度の管理
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害虫は高温多湿の環境を好みます。室温は15~20℃、湿度は50%以下を保つようにしましょう。
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除湿機の設置や空調設備の適切な運用が有効です。
②定期的な清掃
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米袋の周辺や棚、床などに米粒がこぼれていると害虫の温床に。
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毎日の掃き掃除と、週に1回の徹底した清掃を心がけましょう。
③密閉保管
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米は通気性のある紙袋より、密閉容器や専用の防虫袋で保管するのが効果的です。
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仕入れた米はすぐに入れ替えるようにしましょう。
④ 防虫グッズの活用
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フェロモントラップや防虫シート、防虫剤(天然由来のもの)を活用するのもおすすめです。
3. 発生してしまったときの対処法
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すぐに被害米を隔離し、未被害の米との接触を防ぐ。
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発生源となった場所の徹底的な清掃と殺虫処理。
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必要に応じて、専門業者(害虫駆除業者)への相談を行いましょう。
まとめ:日頃の習慣が最大の防御
米屋における害虫被害は、日々の管理やちょっとした心がけで大きく防ぐことが可能です。「大切なお米をお客様に安心して届けたい」――その思いが、最良の対策に繋がります。
定期的なチェックと予防策を徹底して、信頼されるお米屋さんを目指しましょう!
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