【鈴木憲和
農水大臣
就任】
米政策はどう変わる?精米業界・直売所が取るべき次の一手
2025年秋、鈴木憲和(すずき
のりかず)氏が新たに農林水産大臣に就任しました。
鈴木大臣は、「増産よりも需給のバランスを取る」「価格の安定と生産者の利益確保」を掲げており、
これまでの“量を作る農政”から、“価値を守る農政”へと大きく方向転換しています。
この変化は、お米の生産・流通・そして精米業界にどんな影響を与えるのでしょうか?
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1.
「増産から適正生産へ」──政策の転換点
これまでの農水省は、コメ余り対策として“作付け制限の緩和”を進めてきました。
しかし、鈴木憲和大臣は就任会見でこう語っています。
「生産者が安定して米作りを続けられるよう、需給のバランスを取りながら市場を守る」
つまり、これからは『売れる分だけ作る』政策にシフトします。
その結果、過剰生産による価格下落リスクは下がり、
品質を重視した生産・販売が重要になります。
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2.
米価は「安定+やや高止まり」傾向に?
農水省の新方針により、備蓄米の市場放出などの“価格抑制策”は抑え気味になる見込みです。
代わりに重視されるのは、「再生産ができる価格」=生産者がもう一度作る気になれる価格水準です。
そのため:
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玄米価格は急落しにくくなる
•
小売価格も大きく下がらない
•
“高品質米”の需要が拡大する
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精米所や直売所にとっては、「安さ」より「品質とブランド」で選ばれる時代が加速します。
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3.
精米所・直売所が押さえるべき3つのポイント
①
高品質化が競争力になる
お米が高値安定する時代に、“品質の見た目”と“炊き上がり”が価値を左右します。
→
シフターや色彩選別機の導入で“粒のそろい・ツヤ・透明感”を磨くことが重要。
②
設備投資のタイミングは今
価格が安定している今は、精米機やライン設備の更新計画を立てやすい時期です。
→
タイワ精機・山本製作所・クボタ・安西などの新型モデルが続々登場中。
③
“地域ブランド化”がチャンス
農水省は地域の直売所・ブランド米を支援する姿勢を強めています。
→
「つきたての美味しさを届ける精米所」が、地域の顔になる可能性があります。
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4.
FORTが見据える「これからの精米業界」
鈴木憲和大臣の政策は、“安定供給と品質重視”へのシフト。
つまり、“量から質”への本格的な転換期です。
これからの精米所には、
•
定期メンテナンスによる安定稼働
•
小型高性能精米機の導入
•
クリーンな精米ライン構築
が求められます。
FORTは、こうした流れに合わせて、
「タイワ精機」「山本製作所」「クボタ」「安西製作所」など各メーカーの強みを活かした最適ラインをご提案しています。
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📞
導入・点検・更新のご相談はFORTへ
株式会社FORTでは、
•
精米機・選別機の販売・設置・メンテナンス
•
精米ライン構築・コイン精米機運営サポート
•
小規模直売所向け精米設備の導入支援
を行っています。
📍
株式会社FORT(フォート)
神奈川県相模原市南区磯部1176
📞
046-256-9394
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